魂とは

仏教の思想と申しますと、一番なじみ深いのが『輪廻転生(りんねてんしょう)』でしょう。
輪廻とは輪のように廻ること。転生とは生まれ転ずることをあらわします。
仏教の教えではこの世には極楽・人間・修羅・餓鬼・畜生・地獄の六道があり、一度死を迎えても輪をめぐるように再び生を受けて生まれ変わるとされております。

輪がまわるように同じ生き死にを繰り返すのが輪廻転生であり、いわゆる『因果応報』で地獄に生まれたり、畜生道に落ちたりなどということはありません。
観音経によりますと、今生きているものたちは来世でも、現在あるように生まれ変わることになるといいます。

』はそのぐるぐるとまわる輪の中で肉体を移り変えながら、永遠にあり続ける存在です。
では永遠にこの輪の中から抜け出すことはできないのでしょうか?
実はこの輪から抜け出すことを「解脱」だとか「悟り」といい、これらの境地に到達することで「成仏」すなわち仏と成ることによって、輪廻の輪の中から抜け出すことができるのです。

私ども僧侶は自らの解脱とともに、皆様の成仏をならしめんとして修行し、日々仏に仕えております。

22世住職 光史

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